みなさんこんにちは。文系女子SEのほりごたつ(@horigotatsuSE)です。
と悩んだりしていませんか?
そんな就活生の悩みを解消します。
と思っている方はご注意を!
大企業ほど結構個性的な質問のエントリーシートになってたりしますよ!
文学部の意地で書類選考だけは大手でも通過してた私が
(面接で落ちまくったけど笑)
今回は個性的な質問と通過時の記入例をお伝えしたいと思います!
就活の書類選考での個性的な質問
ではさっそく、実際に私が出会った個性的な質問について。
私が就活で書類選考通過した際の回答をそのまま掲載するので
参考にしてみてください。
就活書類選考での質問1.志望者の考え方やものの見方に関する問い
なかなか矛盾していると思うことを書いて伝える、
という機会はないですよね。。
おそらくですが、普段からのものの見方や考え方を見ているのかと。
そこにたどり着くまでの論理性を見ているので、
怖がることなく書いてみると良いと思います。
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- 最近気になっていることは、報道の中で用いられる言葉です。
「命の大きさはみな同じ」というキャッチコピーを人はみな好みますが、その一方で、報道では「小さな命が奪われ・・・」という言い回しがよくなされることに矛盾を感じます。
もちろん「幼い命」という意味だとは理解できますが、それでも、子どもの命に対して「小さな命」と言いまわされることには疑問を感じずにはいられません。
そのほかにも、「地球にやさしく」というキャッチコピーの中にも、「人間は地球に対して優しくしてあげる存在」という「人間上位」の思想がうかがえる気がします。
それはさておき、この回答でのポイントは
「身近な事例を挙げる」ことで根拠を強めたこと。
これによって自分の意見や伝えたいことをよりしっかり相手に届けることができます。
根拠は分かりやすい事例にする、これは覚えておいてほしいポイントです。
これはとある教育系の大手のエントリーシートで聞かれた内容です。
教育系ぽさが出ていますよね。
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- 高校時代の現代文の授業が、私にとって最も自分のためになったと思える授業だったと思います。
教科書に掲載されている、地球温暖化を防止する取り組みについて述べられた説明文の解説をする授業だったのですが、
突然教師に「話は変わるが、そもそも俺は、地球は温暖化なんてしていないと思っている。本当に地球は温暖化していると思うか?」と尋ねられたのです。
その教師の話では、
「氷河期が終わりを告げたということは、その時にも地球は気温が上昇したということだ。
室町時代には青森でミカンが取れた、という記述があるし、今よりも暖かかったことが考えられる。
地球の気温を観測し始めて100年ほどしか経っていないのに、
なぜそのわずかなスパンで平均気温が上昇したからといって温暖化したと言えるのか。
地球の何十億年という歴史で見れば、波のように気温変動しているだけなのではないか。」
ということでした。
それまで地球は温暖化しているものだと思い込んでいた私にとって、その教師の問いかけは衝撃的でした。
その問いかけによって、自分がいかに情報を鵜呑みにしていたかを思い知らされるとともに、自分がいかに狭い視野で物事を捉えていたかを思い知らされました。
教科書に掲載されている説明文の内容と実際に関係があったわけではありませんし、
授業をすすめる上で適切な問いかけであったかどうかはわかりませんが、
その教師の問いかけは、私が自分の考え方を振り返るきっかけとなりました。
その授業以降は、様々な情報に対して「本当にそれは正しいのか」とやや批判的な姿勢で向き合うようになりました。
その教師の問いかけによって、「どんな些細なことでも自分で考えること」や「どんなに小さなことでも広い視野で捉えること」の重要性に気づけたのだと思います。
ほかにもこの回答でのポイントは
自分の強みをさらりと混ぜ込んだこと。
- 情報に流されず批判的な姿勢でしっかり考えて向き合う人間である
- 広い視野でとらえることができる人間である
こんなポイントが伝わるような内容に仕上げています。
本当に聞かれているのは授業内容ですが、
そこから学び、それが自分の強みになっている、という流れで
自分の強みをアピールできるといいですよね。
もはやこのあたりから、自分の何を知りたいんだろうか?
というのがよくわからなくなってきますね。。
それでも実際にあった質問です。
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- 表は華やか、強い、美しい、といったプラスイメージを与えたり、実質的な役割をこなすために使います。
裏は、そんな表を守るために使います。例えば、はがきをイメージすると、表は「相手へ届ける」ための情報が掲載された大事な部分です。
そして、はがきが重なると、「表」は必ず「裏」と密着します。確かに裏は伝えるべき内容が書かれたりと重要なものですが、「表」を守っているようにも感じます。
また、私自身ダンスサークルに所属し、舞台に立つことがありますが、
「舞台」という表で私たちが笑顔で踊ることができるのは、その舞台裏で照明や音響といったスタッフの方々が真剣な表情で支えてくれているからだと実感します。
人自体も、「世間体」といった「表」を疲れさせないために、「プライベート」という「裏」が休息を作っているのではないかと思います。「表」を支え、守り、共存するというのが、「裏」の使い方だと思います。
この回答もポイントとしては
「はがき」という身近な事例を挙げたこと。
表裏という抽象的な内容ですが、
どの視線で切り取って考えているかが身近な事例があることで伝わりやすくなっています。
考え方やものの見方を問われたら
・(たぶん)どんな考え方をしているか、ではなく記載ぶりにあらわれる論理性をみている
・自分の考え方、ものの見方をそのまま書けばよい。ただし論理的にすること
就活書類選考での質問2.志望者の人となりに関する問い
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- 「大切な人の笑顔があること」です。
大学入学時に先輩の笑顔に惹かれて入部を決意したダンスサークルに今も所属しています。
舞台に立つと観客の表情はとてもよく分かり、笑顔になっている人、楽しそうにリズムをとってくれる人を見るととても嬉しくなりますし、やりがいとなっています。
しかし、そうした舞台をつくるためには、観客の目線に立って「どのような舞台にすれば観客が楽しめるか」を考え、より良い舞台に向けて練習しなければいけません。
自分の人生においても、「笑顔」のために、自分以外の視点に立つことを忘れず、家族や友人といった大切な人の笑顔を作っていくことは欠かせないことだと思います。
それ以外はこの回答において特に工夫したポイントはないような。。笑
自分の人となりをしっかり伝えられるようなエピソードを交えて書いたくらいです。
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- 幼少期は、ハムを巻けばソーセージになると思い込んでいました。
小学生になってそもそも材料が違うということを知るまで、母親に呆れられながらも、ハムを焼いたりゆでたりとたくさんの方法を試していました。2つめは、こたつ板を彫刻したことです。
こたつから布団を取り、テーブルとして使用し始めた頃、こたつ板がズレやすかったので、ズレ防止に凹みを彫刻しました。
彫刻刀もなくマイナスドライバーで奮闘。後からゴムを噛ませれば良かったと気づきました。3つめは、サイドミラーを接着剤で固定したことです。
マイカーの左サイドミラーを立体駐車場の柱で折ってしまいましたが、接着剤で止まったためそのまま過ごしました。
「お前の助手席は初めてだ」と嬉しそうに乗り込む父の豪快な閉扉によって修理へ出す事となりました。こういった経験から、今の「人とズレた発想」をする私が形成された気がします。
自分でも恥ずかしくなるレベルですね。。笑
これは広告業界の書類選考だったので、
特に自分の中でも独特な部分を前面に出してます。笑
人となりを問われたら
・(たぶん)どんな考え方をしているか、など人となりと企業とのマッチングをみている
・自分のどんな側面をアピールしたいかを考え、それを推せる内容にすること
就活の書類選考でよくある問い
逆に、よくある質問を並べてみましょう。
一応書類選考通過した際の私のポイントも載せてますので
参考にしてみてください。
これは言わずもがな。
誰もが準備していると思います。
志望理由は「ビジョンのマッチ」ということを前面に押し出すことがポイント。
- 企業の目指す方向性に自分も賛同しているということ
- 企業の目指す方向に自分の強みが活かせること
などをアピールした内容にしましょう。
これもよくある質問ですよね。
どんな経験をし、どんな立ち振る舞いをしてきたかをアピールしやすい質問です。
ただ力を入れて取り組んだことを伝えるのではなく、
その結果自分の強みになったこと、その結果学んだことを前面に押し出すことがポイント。
- 力を入れて取り組んだ結果伸ばせた自分の強み
- 力を入れて取り組んだ結果学んだこと
などをアピールした内容にしましょう。
これも上と同じく、自分がどんな経験をしてきたかをアピールする絶好の問いですね。
その際工夫したポイントを伝える内容にするのがミソです。
特にSEは試行錯誤や創意工夫の力が問われる職業なので、
自分がどんなことを考えてどんな工夫をしたかをアピールしましょう。
自分ならではのアピールポイントをきちんと理解し、伝えられるか。
自己分析がきちんとできていれば問題ありません。
これはちょっと珍しいパターンですが、
業界研究をきちんとしているかはよく問われますね。
勉強していることや取り組んでいることまで問われると苦しい方もいるかもですが。。
まとめ:個性的な質問も今までの自分に素直に答えればOK
どんな企業であっても、その人の個性や人格を否定することはできません。
その人がその企業に合っているかを見ているにすぎないのです。
「何を見られて何を判断されてるのだろう」と疑わずに
素直に答えればきっと大丈夫ですよ。
さいごに、、
こんなことも聞かれていたのでオマケに。
- 実際の回答はコチラ
- 「いないよね…もう電気屋じゃないもん」そう言ってその女性は俯いた。
彼女の目線の先には、1つの高層ホテルがそびえていた。遡ること20年。小学校1年生の男児と女児は、電気屋のテレビを覗いていた。
オリンピックがスタートしたということで、電気屋もショーウィンドーのテレビをつけていた。
2人は、日本人選手の活躍に手を取り合って喜んでいた。初対面だったが、2人の間には一体の空気感が存在していた。
男児の方がはにかみながら口を開いた。
「いつもここに来てるの?」女児は一瞬、話しかけられて驚いたのか「えっ」という顔をしたものの、「うん。お散歩のコースだから」と返した。
見ると、彼女の手元には一匹のチワワがいた。
「へー、かわいいね。僕んちここの電気屋なんだ。また4年後一緒においでよ」
男児はチワワを撫でながら微笑んだ。
女児も微笑み、帰っていった。2020年東京オリンピックが開催されることになった。20年前のあの日以来、彼らは会えていなかった。
東京オリンピックは見に行こうと彼女は考えていたが、オリンピック開催で観光客向け高層ホテルの建設が動き出し、彼の電気屋もその波にのまれていた。そして、オリンピックの開会式が行われようとする午後に、彼女は10年前に他界した愛犬との散歩コースを歩いたのだった。彼女は高層ホテルを見上げ、そして俯いた。彼女が引き返そうとした時、後ろから男の声がした。
振り向くと、20年前と同じ微笑み。お互いに大人になっていたが、一瞬であの時と同じ一体の空気が流れた。
男はあの時と同じく、はにかみながら口を開いた。「チワワの子、だよね?…来ると思ってた」
女もあのときと同じく、一瞬「えっ」という顔をしながら「行こうと思ってた」と答えた。
その言葉を聴き、男は手元からチケットを取り出した。「開会式のチケット。一緒に見に行かない?テレビ越しじゃなくて」女は微笑み、2人は賑わう街へと消えていった。
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