こんにちは。文系女子SEのほりごたつ(@horigotatsuSE)です。
東京で就活したいけど、イマイチ決めかねていたりしませんか?
私もウン年前、意を決して地方から東京へ出てきましたが、
地方から出てきて東京で就活するのは当然ながらメリデメがあります。
今回は自分の経験をもとに地方学生が東京で就活するメリット・デメリットについてお伝えし、
悩んでいる人を後押しできたらと考えています。
東京で就活するデメリット
まずはデメリットから。
東京で就活するにはお金がかかる
とにもかくにも移動にお金がかかるというのが第1に挙がります。
私の場合は夜行バスに乗れば片道\3,000程度でしたが、
それでも都内の移動にかかる費用も含めれば・・・
もちろん就活をしに行っているので、
1回だけ行けばいいわけではありません。
10回東京に行けばそれだけで10万かかります。
特に学生時代から一人暮らしだった私にとっては相当ダメージでした。
そのため夜行バスでの移動を繰り返していたのですが、
2日連続で夜行バスなんてのもザラで、体力的には結構キツかったです。
また、夜行バスで長時間かけて移動する際はたとえ日帰りでも
- スーツはシワになるので基本的に持ち物
- 化粧も東京に着いてから行うので化粧ポーチも持ち物
- (冬の場合)移動前後で気候が結構違うため、リクルート向けのコートや靴も落ち物
と持ち物も圧倒的に増えてしまうのがさらに面倒なところでした。
当時のスケジュールはコチラ↓
東京で就活してた頃のある1日
5:00 新宿着
↓ 近くでコーヒーを飲めるお店を探して予定と提出書類の整理
7:30 駅ビルが開きはじめるので化粧台設置の公共トイレで着替えと化粧
↓ コインロッカーを探して就活バッグ以外の荷物は預ける
8:30 移動開始
9:00 1社目
12:00 ファーストフード店などで適当な昼食
13:00 2社目
15:00 3社目
人のいない時間とはいえ朝からコーヒーとマフィンで2時間近くも居座ったり、
こまない時間を狙っているとはいえ公共トイレで着替えたり
あまり褒められた行動ではなかったかもしれませんが、割とこれしか手がなく。。
お金に余裕があれば前泊したりしたのですが、
あいにく一人暮らしの大学生にそこまで資金力はありませんでした。
東京で就活するとスケジューリングが大変
前述している通り、
東京に行ける回数はお金的にも時間的にも限られてくるため、
1日に何社も予定を入れていました。
このような活動の仕方をすると、実際に以下のような問題が発生しました。
- 慣れない東京の複雑な交通でちょっとミスすると2社目以降に間に合わない(実話)
- 複数社の持ち物が混同した結果、履歴書忘れを起こして辞退(実話)
- 朝早くからスマホの乗換案内を駆使した結果、夕方にスマホの充電が切れてしまい帰り道がわからなくなる(実話)
やっぱり複数社を1日でまわろうとすると、
企業研究もその分薄めになったり、やることが混同してしまったり。。
複数社受ける中の1社が本命だったりするとそれ以外の企業への対策がないがしろになってしまったりもしました。。
履歴書忘れやらスマホの充電切れは単に私のおっちょこちょいだったのですが。笑
きちんと一社一社に対して真摯に望むのであれば、
1日にいくつも詰め込むようなスケジューリングは避けた方がいいと思います。
ただ、それが地方から東京に出ている以上はやむを得なかったという意味では
東京で就活することのデメリットの1つといえると覆います。
東京で就活することのメリット
このようなデメリットがあるにも関わらず、
なぜ私は東京で就活を続けたのか。
それは以下のメリットが大きかったからです。
東京で就活するとすごい学生に出会える
地方で就活していても巡り合うことはあるかもしれませんが、
全国から上京したい学生が集まってくることに加え、六大学などそもそも名門出の学生も多いこともあり
グループディスカッションをしてもグループワークをしても、
集団面接をしてもすごいと思う学生に巡り合いました。
えええ。。
起業。。?デカすぎる。。なんでこの会社受けたんや。。と思い、一気に意気消沈。
なんとか答えたものの、自分のちっぽけさを感じてしまいました。
東京すげえ。
これは一例ですが、「はぁ?!」とびっくりするような学生がたくさんいました。
こういう人たちと(同じ会社に就職するか否かは別として)一緒に就活して刺激をもらえるのは東京で就活するメリットかと思います。
東京で就活するとすごい企業に出会える
学生がたくさんいるように、東京には企業もたくさんあります。
もちろん、大手で名前を聞いたことがある会社もたくさんありますし、
みたいな人気のスマホアプリを開発している会社もあります。
もちろん企業の大きさや最先端技術だけがすべてではないのですが
「こういう企業で働けるかも!」
という夢や目標は就活のモチベーションになりました。
これも東京で就活することのメリットかと思います。
まとめ:東京に出てきて就活するということ
東京に出てきて就活をするということは一筋縄ではいかないことだと、経験者として言えます。
お金はかかるし、移動は大変だし、1人でさみしい思いをするときもありました。
ただその一方で、たくさんの面白い人に出会えるし、自分の限界まで思う存分チャレンジすることもできます。
何を取ってどのような進路にするかの判断は人それぞれかと思いますが
何より、自分を支えてくれる人がいること、それに気づけたことが大きかったです。
- 東京に連泊したいのにそのお金もないとき、高校時代の友人が部屋に泊めてくれたこと
- 圧迫面接で落ち込んで泣いていた帰り道、サークルのグループLINEにメッセージを送ったらみんなして励ましてくれたこと
(圧迫面接の話はまたどこかでできたらと思います。。)
(2019/10/12追記 圧迫面接については以下の記事に書いてあります!)
こんにちは。文系女子SEのほりごたつ(@horigotatsuSE)です。現在はSEとして働いている私ですが、数年前は文学部にいた普通の女子大生でした。この経歴を話すと結構いろいろな人に、この時期になると[…]
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