こんにちは。文系女子SEのほりごたつ(@horigotatsuSE)です。
現在はSEとして働いている私ですが、
数年前は文学部にいた普通の女子大生でした。
この経歴を話すと結構いろいろな人に、
この時期になると
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みたいなことをよく聞かれます。
今回はそんな疑問にお応えすべく、
- そもそもIT業界を目指そうと思った理由
- 就活に向けてどんなことをやったのか
などをお伝えできればと思います。
文系からSE(システムエンジニア)になろうと思ったきっかけ
そもそも私が就活中にシステムエンジニアとして働く道も視野に入れ始めたきっかけですが、
その理由は結構単純でした。
就活の軸が「モノづくり」にあった
一番大きかったのはこれだと思います。
大学時代はダンスサークルに所属しており
- 音源の編集や動画の編集、
- 学外公演に向けたパンフレットの作成
などなど、誰かの目に映るもの、耳に入るものを編集したり作成したりする機会に恵まれました。
音楽編集・動画編集に関しては
自分たちが中心となってサークルを運営しなくてはならない2年生の頃、
同期に音楽編集・動画編集できる人がいなくて困ったことをきっかけに
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程度の軽い気持ちで始めました。
そんなきっかけだったのもあり、音源編集や動画編集などができるだけで少しは頼られていました。
(さして技術はなかったのですが。。笑)
これに味をしめた(?)のと、昔から何かを書いたり作ったりすることは好きだったのもあり
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とぼんやり考えていました。
そんな単純な理由がきっかけだったので、
就活を始めた当初は印刷・広告・出版・編集あたりの企業をウロウロ眺めていました。
ではなぜ急にシステムを見始めたのかというと、きっかけは2つ目の理由にありました。
尊敬する先輩がSEだった
先述した通り、そもそもモノづくり関連を視野にいれるきっかけとなったのは
音楽編集・動画編集でした。
その音楽編集・動画編集は半分独学、半分は先輩から教わっていたのですが
私にもろもろを教えてくれた先輩がSEとして就職していたことがわかり、
音楽編集・動画編集が楽しいと思えるのであれば先輩と同様システムも見てみてもいいかもしれない、
と思い始めたのです。
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今思うと音楽編集・動画編集は関係なくSEになったのだと思いますが。。笑
根拠のない自信
普通に考えて「音楽編集たのしい」だとか「先輩がSEだから」だとかという
単純な理由で文系からSEになろうと思う人はなかなかいない気がするのですが、
そのまま突き進んでしまったのはこの「根拠のない自信」があったからだと思います。
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という技術的なところから
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こんなやりかたで最終的に同期からそこそこ頼られるという経験を積んでしまったおかげで
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とポジティブ思考になってしまったことが
最終的に私の背中を押しました。
別に音楽編集はシステムエンジニアとほぼ無関係なので今思うと何の根拠もない自信ですが、
今でもSEとして働けているのでさほど間違った選択ではなかったのかもしれません。
文系からSE(システムエンジニア)として内定もらうために通った道
次はこんな3つの単純な理由からシステムエンジニアも就活の視野に入れ始めた私が
就活に向けて実際にやってみたことと大変だったことをお伝えします。
業界研究をしっかり行う
これは就活生としては言わずもがなですね。
業界研究として調べておくといいのは以下でしょう。
- いわゆるSIerと呼ばれる企業にはどんな種類があるのか。
- 独立系、メーカー系、ユーザー系などそれぞれの企業の特徴はどうか。
そのなかで自分が活躍できるのはどの分野だろうか。
そのなかで自分の強みを活かせるのはどの企業だろうか。
などなどを調べつつ考えつつ、
自分が本当に目指したい企業を絞り込んでいきました。
ITパスポートレベルの基礎知識を身につける
実は就活をする前から、興味半分でITパスポートという資格は取得していました。
内容としてはシステムの基礎となる以下の3分野で、
SEの多くが取得している基本情報技術者試験だとか応用情報技術者試験の少し簡単バージョンという感じです。
ITパスポートの内容3分野
ストラテジ系(経営全般)
マネジメント系(IT管理)
テクノロジ系(IT技術)
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という技術的なところから
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といった経営的なところまで幅広く勉強する必要があり、
業界研究を深める意味でも、基礎知識を身につける意味でも勉強しておいて良かったと思っています。
特にテクノロジ系は計算なども多く筆記試験を課してくる企業の対策にもなったりします。
自分だからこそのアピールポイントを探す
いろいろ書いてきましたが
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どの企業を受けるにしてもアピールポイントは探すものだと思いますが、
努力だとかそういうプログラミングを学んできた人でもいえることではなく、
(気合でなんとかいけるべ、と思ってはいましたが笑)
自分だからこそSEとしてこんな活躍ができる、というポイントをアピールする必要があります。
私の場合だと以下のようなことをアピールしていました。
ほりごたつのアピールポイント
・周りにできる人がいないから自分ができるようになろう、とスキルを身につけてみようとした周辺視野
・音楽編集・動画編集などやったことないことにも踏み出す行動力
・今まで作ったことないからこそのユーザー視点
正直こんな人はどこにでも転がっている気はするのですが、
プログラミング経験という武器がない以上は視点だったり視野だったりをアピールするほかなかったのです笑
文系からSE(システムエンジニア)になるにあたり苦労したこと
やっぱり文学部からSEになるとなると壁はありました。
以下はとあるSIer企業を受けたときの面接(実話)です。
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今やってない人はできないよ。
結構これを言われて衝撃を受けたのですが、
最終的に面接官の次のセリフでトドメをさされて面接は終わりました。
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面接しながら履歴書にバツつけてるから。
いわゆる圧迫面接です。
とはいえ結構ショックでした。
SEになろうと思ったきっかけも単純だったし甘いところはもちろんあったのですが、、
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「やったことなくても気合でなんとかいけるべ」と思っていたくせに、
何もしていなかったところを突かれてしまったのです。
気合で頑張るしか能がないのに何もしていないのであればただの使えないヤツに過ぎません。
情けないのと悔しいのと、
就活中に「君みたいなのはどこの会社も取らないよ」と言われたショックもあり
その日はグズグズ泣きながら家まで帰りました。
この経験で半分心が折れかけた私ですが、
少し経つと
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なんとしてでもシステム系の企業に就職してやるし!!!!
と鼻息を荒くしていました。笑
この面接を受けてから1か月も経たないうちに、今の会社から内定をもらいました。
そのときは嬉しかったですね。おめでたい思考回路でよかったです。笑
まとめ:文系からSE(システムエンジニア)になる前の猛勉強はいらない
不勉強を突かれて泣いた私ですが、
今思うのは「SEとして内定もらう前の学生の段階では
プログラミング知識で特段勉強しておかなければいけないことはない」ということです。
以前の記事でも書いているのですが、
先輩への質問、そしてその内容をきちんと理解することが成長への近道だと思っています。
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いくら独学で本を買って頑張ってみても、
「乱数を表示させる」とか「文字を表示する」とかのコードを覚えていたとしても
実践はまたちょっと違います。
目の前のコードの把握力も求められるし、影響範囲を考える力も求められます。
やっててもやってなくても、スタートラインは割と同じなのです。
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それを踏まえると、特段内定もらう前に勉強しておかなければならないことはないと思うのです。
逆に「君みたいなのはどこの会社も取らないよ」と言ってくるような会社は
新人を育てる力がない会社だともいえると思います。
新人にある程度の知識を求めてくるのですから。
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逆に落としてもらえて正解だったわーと思っている能天気な今日この頃です。笑
というわけで今回はSEとして就活していたときの話をさせていただきました。
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文系からSEへの就活についてはコチラの記事も読んでみてね!
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