みなさんこんにちは。文系女子SEのほりごたつ(@horigotatsuSE)です。
SEの登竜門、情報処理技術者試験について悩んでいませんか?
私自身も数年前まで
基本情報に何度も落ちて悩んでいました。
「SEだしもとから知識あったんでしょ?」とか思われるかもしれませんが、
私は元々文学部卒のただの文系学生です。
基本情報処理試験の対策
自慢ではありませんが、私は何度か基本情報に落ちています。
落ちた理由は主に午後問題を突破できないこと。
午後が0.5点足らずで落ちたこともありました。(どんな採点・・・)
と、同じ思いを抱えている人も多いはず!
私のような文系や未経験の方にとって、
午後問題はかなり難関なのではないでしょうか?
基本情報午後問題の突破に向けて
というわけで、まずは午後問題の対策から。
まずは配点から見ていきたいと思います。
必須(20点) | 問1 | 情報セキュリティ | 20点 |
4問選択 (15点×4) | 問2 | ソフトウェア | 15点 |
問3 | データベース | 15点 | |
問4 | ネットワーク | 15点 | |
問5 | ソフトウェア設計 | 15点 | |
問6 | プロジェクトマネジメント | 15点 | |
問7 | システム戦略 | 15点 | |
必須(20点) | 問8 | データ構造及びアルゴリズム | 20点 |
1問選択 (20点) | 問9 | C | 20点 |
問10 | Python | 20点 | |
問11 | Java | 20点 | |
問12 | アセンブラ | 20点 | |
問13 | 表計算 | 20点 |
見ての通り、必須部分の得点が重要になってきます。
問2~7をどんなに頑張っても40点にしかなりませんが、
それ以外の部分が満点であればそれだけで60点。
私が繰り返し午後で落ち続ける理由について自己採点で分析してみたのですが、
どうにもアルゴリズム問題が解けていませんでした。
いわゆる疑似言語の理解がイマイチだったのです。
そこで私はアルゴリズムに力を入れることにしました。
結果、アルゴリズム対策をきちんとしたことで合格できたので、
なかなか受からなくて頭を抱えている人は、
ぜひこのやり方をマネしてみてください。
アルゴリズム問題対策に使った教材と勉強法
正直な話、
その「この1冊あればOK」という教材はコチラ。
この本の良いところは、
フローチャートから疑似言語まで、順を追って学べるところです。
割と最初の章は楽勝で飽きてしまいそうになったのですが、
基礎ができていないから落ちているので、きちんと最初から終わりまで解いてみました。
そして、この本の後半で出てくるソートだとか検索だとかの
基本的な疑似言語についてはノートに写し書きし、
ほぼ何も見なくても疑似言語を書けるようにしてしまうことにしました。
これは結構個人的にはよかったかなぁと思っています。
ある程度型で覚えてしまうと、
問題に出てくる疑似言語に対して「あー。アレやってるわ」とサラリと読めるんですよね。
その内容が、ある程度型で覚えることでサラリと読める。
これが合格の近道であることは想像に難くないですよね。
まとめると、
基本的なソートや探索のアルゴリズムは型で覚えるようにする!
これが午後問題対策の一番のポイントとなります。
ちなみにほかの午後問題についてですが、以下がポイントです。
午後問題のポイント
問1のセキュリティ:アドレス系(IPアドレス/MACアドレス)・鍵系(共通鍵/公開鍵)を抑える。どっちかが出る。
問2~7の選択 :データベース・プロジェクトマネジメント・システム戦略が狙い目。
問9~13の選択 :(当時はCOBOLあったし現場でCOBOL使ってたのでCOBOLで受けちゃいました。。)
そのため、基本的には午前問題の内容をきちんと理解することが重要です。
とはいえ、時間との勝負という側面もあるので、
選択問題はある程度受けるものを決めておくといいですね。
直近の過去問題であれば、
情報処理試験の公式HPに掲載されているので、問題集の購入は不要です。
最後の言語選択ですが、自信ないならJavaはやめておいた方が◎です。
受ける人が多いせいか、難しめにできている気がします。
Javaを使ってる現場にいた時にJavaで受けてみましたが見事に撃沈しました。笑
基本情報午前問題の突破に向けて
と、ここまで午後の話ばかりしてきましたが、
一応午前問題の突破に向けて使ったものもご紹介しますね。
この問題集の良いところはなんといっても
(ほかにもチェック欄くらいある教材はたくさんあるかもしれませんが。。)
とにかく午前問題は繰り返しが重要です。
というのも、同じような問題が毎年のように出ているからです。
そのため私はチェック欄を使って前回解けなかったやつだけを繰り返すスタイルで2周くらい解きまわしました。
午前問題はスマホアプリもあるので、ちょっとした時間に何度も解くことで突破できる気がします。
応用情報処理試験の難易度は基本情報より低い?
これを言っていいのかわからないのですが、
私の肌感覚では基本情報よりも簡単な気がしました。
午後問題に疑似言語含め言語問題が必須でなく、
しかもプロジェクトマネジメントやシステム戦略などは(基本情報でもそうですが)問題文読めば解けるからですかね。
午前問題の方は基本情報と同じく、繰り返し解いて難なくクリアしました。
多少は難しくなっていますが、そこまで難易度が大きく変わった気もしませんでしたね。
その多少の部分を埋めるために使ったのがコチラ。
ポイントは内装がスッキリしていてポイントがわかりやすいこと。
午後問題については特段対策らしい対策もしませんでした。
強いて言うなら選択問題はあらかじめどれを解くか決めておこう!くらいしかポイントがありません。
一応私が合格時に選択していた分野をご紹介します。
いずれも国語の読解問題みたいなノリで解けるので、文系の方にはオススメです。
- 問2 :経営戦略
- 問9 :プロジェクトマネジメント
- 問10:サービスマネジメント
- 問11:システム監査
まとめ:基本情報は文系だろうと怖気づかなくてOK
ここまで基本情報と応用情報に受かるまでをお伝えしましたが、
午前問題は繰り返しできちんと覚える
午後問題は苦手分野をきちんとおさえる、そして苦手な分野には手を出さないようにする
当たり前のことですが、最終的にはコレに尽きますね。。
アルゴリズムに関しては前述した通りで、ある程度基礎は覚えてしまうのがいいと思います。
選択問題も、どの問題を解くかあらかじめ決めておくといいです。
最後に言えるのは、文系だろうとシステム経験なかろうと、
怖気づかずにきちんと向き合えばちゃんと受かりますので落ち着いて受けてきましょう!ということですね。
それでは受験予定の方々は残り2週間弱ほどですので頑張ってください!
文系からSEへの就活についてはコチラの記事も読んでみてね!
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