人を動かすために!「神トーク「伝え方しだい」で人生は思い通り(星渉)」

人を動かすために読むべき本!「神トーク「伝え方しだい」で人生は思い通り(星渉)」

みなさんこんにちは。文系女子SEのほりごたつ(@horigotatsuSE)です。

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人を動かす力がない・・・
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部下が思うように動いてくれない・・・

と悩んでいませんか?

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ほりごたつ
それならこの本を読んでみよう!

今回紹介する1冊はコチラ。

前回はコチラの本をご紹介しましたが、同じ作者の2冊目ということになります。

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突然ですが、みなさんには動かしたい人はいますか?

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仕事でかかわっている部下に。。

とか

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なかなか結婚してくれない彼氏に。。

とかなんでもいいです。

この本では、そんな「動かしたい人」がいる人にはぜひ読んでもらいたい、

伝え方を変えて人生を変えるための1冊です。

この記事の内容

  • 人を動かすための伝え方とは
  • 安心感と自己重要感を与える伝え方とは

それではさっそく本紹介に移っていきましょう!

伝え方のポイント1.安心感を与える

突然ですが、みなさんには「この人の言うことなら聞いてもいい」と思える人はいますか?

また、みなさんはその要素を満たしているでしょうか?

ちなみに私の思うポイントは以下です。

(ほかにもありますが。。)

 ほりごたつの思う「この人の言うことなら聞いてもいい」ポイント

・経験豊富で、その経験に基づくアドバイスをくれる
・論理的にアドバイスをくれる
・言うことに一貫性がある

上記はあくまでも私の思うポイントですが、

一般的に「この人の言うことなら聞いてもいい」と思えるポイントがあるそうです。

本書では、そのポイントについて

「安心感」と「自己重要感」の2点に絞って述べられています。

安心感とは

ではまず「安心感」の方から。

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ほりごたつ
そもそも安心感って?

たとえば、

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そのやり方じゃダメだよ
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こっちのやり方の方がいいんじゃない?

上の2人のうち、「この人の言うことなら聞いてもいい」と思えるのはどちらでしょう?

多くの人が、1人目は少しなぁ。。と思うことでしょう。

これが安心感の違いです。

人はだれしも、「所属と愛」への欲求を持っています。

誰かに愛されたいし、「この人といると安心する」と思いたいのです。

「否定する」ということは、この欲求を満たせないということ。

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この人と一緒にいると心安らげない。。

つまり、「否定する」と「安心感が与えられない」のです。

安心感をおびやかす人には

誰もアドバイスを求めに来ません。

そう、大切なことは
「否定をしない」=「安心感を与える」

ということ。

質問する

みなさんは後輩や部下、だれでも構いませんが

自分と違った意見や考え方の人にどう接していますか?

たとえば、

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ほりごたつ
これ、会議で使うからなるべく早くやっといて

と「最優先でやってほしいこと」を指示したとして

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なるべく早く、だからちょっとは後回しでいいや

と思われてしまったケースがあるとします。

このケースも「否定」をせずにコミュニケーションをとれますか?

本書では「否定しない」コミュニケーションについても例を挙げて説明されており、

ポイントとしては「なぜその行動に至ったのかを質問する」ことだそうです。

先ほどの例でいうと、

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ほりごたつ
普通「なるべく早く」って言ったら最優先でやるでしょ!
次からは最優先でやってよ!

と相手の考え方や行動を否定するのではなく、

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ほりごたつ
なんで優先度下げたんだろう?

と相手の行動の背景に興味を持ち、それを質問します。

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「なるべく」早く、とのことだったので後でもいいかと。。

そして

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ほりごたつ
そっか、でも私「会議で使う」って言ったんだけど
会議で使うならいつまでに仕上がってた方がよかったかな?

「自分が指示したい」内容へ相手が改めるように

質問を繰り返し「気づかせて」あげるのです。

このように、否定しないコミュニケーションを心がけることで

相手に「安心感」を与えることができるのです。

伝え方のポイント2.自己重要感を与える

続いて、「話を聞いてもいい」と思ってもらうポイントの2点目、

「自己重要感」についてです。

自己重要感とは

みなさんは「承認欲求」ということば、聞いたことありますよね?

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認められたい!

そう思う気持ちのことです。

たとえば、

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あの、相談がありまして
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ほりごたつさん、相談がありまして

上の2人の後輩がいたとして、かわいいなと思えるのはどちらでしょう?

多くの人が2人目の方に好印象を抱くことでしょう。

これは、名前で呼んでもらえたことで

「自分は名前を憶えてもらえるに値する人間なのだ」

という「承認欲求」が満たされたことが理由です。

この「承認欲求」については安心感を得た次のフェーズの欲求だと本書では述べられています。

「自分は価値ある存在である」と実感したい欲求、
この「承認欲求」こそが「自己重要感」です。

話は最後まで聞く

とはいえ、「自己重要感」を与えつつ人を動かしたりアドバイスしたりできるものなのでしょうか?

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ほりごたつ
アドバイスする時点で自己重要感を損ないそうな気がする。。

本書ではまさしくそこに触れています。

ズバリ「最後まで話を聞く」ことが重要、ということです。

たとえば、職場の上司や友人、だれでも構いません。

「最後まで話を聞いてくれる」人がいたらどう思うでしょう?

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ほりごたつ
自分の話には価値あるのかも、って思えるかも

そう、「最後まで話を聞いて」もらえると、

それだけで自己重要感を与えることができるのです。

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ほりごたつ
とはいえ全てを受け入れたらアドバイスできないし。。

大切なのは「受け入れる」ことではなく、「受け止める」ことだそうです。

「なるほど、あなたはそういう考え方なんですね。」

このような「受け止め」があるだけで、

話を聞いてもらえていると感じられるそうです。

本書では、相手から話を引き出すコツとしてこんなポイントも記載しています。

話を引き出すコツ

チャンクアップ・・・1つ上のレベルに話題を変える    例)SEの話→仕事の話
チャンクダウン・・・1つ下のレベルに話題を変える    例)SEの話→開発の話
チャンクスライド・・レベルは同じまま別の話題に変える  例)SEの話→ブログの話

話を最後まで聞いたら、そこではじめてアドバイスに移ります。

このとき大切なのが、

ほめる→アドバイス→ほめると「ほめる」ことで挟みこむことだそう。

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ほりごたつ
確かにほめてもらえたらそっちの方が印象に残りそう。

そう、「ほめてもらえた」印象が残ると、

その人には認められている、自分は存在に値する人間なんだ、と認識しますよね?

とにもかくにも、この「自己重要感」が重要。

これがあると、アドバイスを聞き入れてもらえることにつながります。

まとめ:人を動かす伝え方とは

いかがだったでしょうか?

本書では話の聞き方を変えることで

信頼が高まり、人を動かせる自分になれる!

ということが述べられていました。

 

最後に、本書を読んで私が感じた「人を動かす」ポイントを2点ご紹介したいと思います。

1点目は「答えを教えない

部下や後輩を指導しながら、

「なかなか自主的に動いてくれないな」

と思ったことはないでしょうか?

これは「答えを教えすぎている」ことが原因かもしれません。

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答えは教えてもらえるから待ってようかな

答えを教えすぎるということは

「自分で考えて動く」習慣から遠ざけること。

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自分はどうすべきなんだろう?

これを考えさせることで、

自分で「やってみよう」と思える「決定権」とそこから高揚感が生まれ人を動かすのです。

2点目は「相手に気づかせる

これは1点目の「答えを教えない」とセットなのですが、

気づかせるための質問を繰り返してあげることが大切なのだそうです。

ほかにも「人を動かす」ための心の掴み方・ポイントなどが

たくさん述べられていますので、皆さんもぜひ読んでみてください!

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ほりごたつ
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