みなさんこんにちは。文系女子SEのほりごたつ(@horigotatsuSE)です。
と悩んでいませんか?
今回紹介する1冊はコチラ。
たとえば
「仕事の基本が理解・実践できていない」
「仕事の効率が悪く時間ばかりかかる」
「ミスが多いうえに繰り返す」
「期待に沿ったアウトプットが出せない」
「無意識に周囲をイライラさせてしまう」など、ほとんどの職場に存在する、仕事があまりうまくいかない人たち。
こういう人たちも、入社した時点では、会社の中心で活躍している人たちと、知識・経験ともに大きな差はなかったのです。それが、ささいな「考え方、仕事のやり方の違い」で、入社1年目からジリジリと差がついていき、
いつの間にか遠く置いてきぼりをくってしまったのです。
それでは、「仕事ができる」人と差がついてしまう
ささいな「考え方、仕事のやり方の違い」とは何なのでしょうか。
それではさっそく本紹介に移っていきましょう!
仕事ができない人とできる人の仕事のやり方の違い
本書では、
「頭がいい人」と「惜しい人」の二項対立で
それぞれの仕事のやり方を挙げています。
仕事ができない人の仕事のやり方1.報連相
社会人といえばなんといっても報連相。
ここにも「頭がいい人」と「惜しい人」で差がでるようです。
本書には以下のように述べられていました。
上司が安心する報連相
惜しい人
自分に都合良く報連相
とこちら側が聞いてから
など、悪い報告こそ即座に報告してくれると
逆に上司にとっては安心できるものですよね。
仕事ができない人の仕事のやり方2.優先順位
続いて優先順位のつけ方について。
これは結構「デキる人」と「そうでない人」で分かれるところですよね。
本書では以下のように述べられていました。
本来の「重要な仕事」が優先
惜しい人
頼まれた「緊急な仕事」が優先
と焦ってしまったのですが、
なぜ頭がいい人は「重要な仕事」を優先するのでしょうか。
本書によれば、
と「少しでも優先度高めにやってほしい」だけの場合でも
人は「緊急の仕事」としてお願いすることが多いことから
と確認する必要があると言います。
重要な仕事を抱えているならなおさら、
緊急の仕事に対して「期限感」を調整し、
その上で優先度を考えて仕事に取り組む。
これが「頭がいい人」のやりざまだそうです。
仕事ができない人の仕事のやり方3.メモ
そして最後に。
メモの取り方にも「頭がいい人」と「惜しい人」で違いが出るみたいです。
大事なことをメモ
惜しい人
知らないことをメモ
と思うかもしれません。
なぜ「知らないことをメモ」だと「惜しい人」となってしまうのでしょう。
たとえば
と依頼をしたとします。
「知らないことをメモ」する場合
と、慣れた作業でも「メモ」は残ります。
その結果、「惜しい人」は
仕事ができない人とできる人の考え方の違い
続いて、「頭のいい人」と「惜しい人」について
考え方の違いについてみていきましょう。
仕事ができない人の考え方1.ミスの防止
前述した通り、
「頭がいい人」ほどケアレスミスしないような動き方ができている訳ですが、
その根底には「頭がいい人」に共通する考え方があるようです。
本書では以下のように述べられています。
仕組みでミスを防ぐ
惜しい人
「ミスはない」と思っている
「頭がいい人」は「ミスはあるもの」という考えのもと、
それを極力なくすための仕組みづくりをしようとします。
先ほどのチェックツールもそうですし、
と、慣れた作業でも念のため確認してもらうようにお願いしたり。
一方で「惜しい人」は
と「ミスはない」と思い込んでしまう傾向にあるようです。
SEであれば基本的に成果物は「レビュー」という確認工程を通してから
お客様に提出するかと思います。
さすがにレビューを飛ばすことはないかもしれませんが、
と思い込んだりしていませんか?
もしくはレビュー側に立つことが多くなると
などと慢心になりがち。
レビューをする側も人間。
もしかしたら何らかの見落としがあるかも、
と常に細心の注意を払って取り組めるといいですよね。
こうした「仕組み」を作っていけるのも
「頭がいい人」の仕事のやりざまです。
仕事ができない人の考え方2.行動の指針
これまで述べてきた通り、
「頭がいい人」と「惜しい人」では考え方に違いがあるのですが、
考え方の違いは、すなわち「柔軟性の違い」とも呼べそうです。
ビジネス常識に従う
惜しい人
自分の常識に従う
自力で最後まで完遂すべきだ!
責任感があるのはいいことかもしれませんが、
果たしてそれをお願いした上司や、案件のメンバにとっても良いことでしょうか。
このように「自分の常識」にこだわりがちなのが
「惜しい人」の特徴だそうです。
新人にとって「仕事をやる上での共通認識」がないのは当たり前ですが、
と「デキる人」は「自分の常識」を更新できるもの。
惜しい人はなかなか「自分の常識」を変えられないために
いつまでも新人レベルから向上できないのだといいます。
まとめ:頭のいい人の仕事のやりかたをマネして「できる」人になろう!
ここまでの内容をまとめると、
「頭がいい人」と「惜しい人」では以下のような考え方の違いがあるようです。
考え方の違い
頭のいい人
→自分は完全ではないことを知っている
→自分のやり方や考え方を常に更新できる
惜しい人
→自分は完全だと思っている
→自分のやり方や考え方にこだわる
前述した以外にも「頭のいい人」と「惜しい人」で対比しながら
それぞれの仕事のやりざまが比較されています。
ポイントごとに見開き2ページ程度でまとめられていて
分量の割にサクサク読めた印象です。
「デキる人」を目指すビジネスマンのあなたに
ぜひ読んでみてもらいたい1冊です。
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