みなさんこんにちは。文系女子SEのほりごたつ(@horigotatsuSE)です。
と悩んでいませんか?
今回紹介する1冊はコチラ。
みなさんは、「他力」って聞くとどんなイメージでしょうか?
私自身は正直、あまりいいイメージを抱いていませんでした。
本書は、1億円プレーヤーの筆者が、
最速で結果を出した「他力思考」について述べられています。
「他力」へのイメージが180度変わる、
他力思考のメリット、知りたくないですか?
それでは今回も書評に移っていきたいと思います!
仕事を抱え込まないポイント1.他力思考とは
さっそく他力思考とは、というところを
本書の内容より抜粋してお伝えしたいと思います。
他人の頭と他人の時間を使う
これが他力思考のポイントです。
なんだかやっぱりよく聞こえない気がしますね。笑
では具体例でみてみましょう。
あなたの職場に、こんな方いませんか?
など
「あれやった?」「これやった?」を確認する人。
など自力で解決しようとする人。
このように「自分の頭」と「自分の時間」を使って解決する人が
「自力思考」の人間です。
たとえば
と他人のタスクをチェックしている場合、
自分のタスク以外にも自分の思考を巡らせてしまうため、
チーム的な視野でとらえると1馬力ということになります。
逆に他力思考だと、
など自分のタスクでも他人の思考を拝借するため
チーム的な視野では何馬力にもなります。
本書では、
自力思考だと「頑張れば頑張るほど成功が遠のく」とし、
他力思考になることで最短で成功を手に入れることができる、と述べています。
仕事を抱え込まないポイント2.他力思考になるために
本書では、1億プレーヤーになった筆者の経験に基づいているため
とても説得力がある一方、
というわけで、本書で述べられている内容の中でも、
SEが明日から実践できそうな内容をお伝えします。
検索力と質問力
たとえ自分の知識(=自分の頭)として持っていなくても、
検索すること、質問すること(=他人の頭)で解決できるものが
ビジネスシーンでは多いです。
とはいえ、ただ質問ばかりしていると
と思われてしまうかもしれません。
本書では、質問する際のポイントとして
以下のように述べています。
質問する際のポイント
相手から何かを教わりたい場合は
相手の期待値を予測してそれ以上のものを返す
ただ質問してばかりの行為は
相手の頭や時間を「take」していることにほかなりません。
質問する側からの「give」も必要ということですね。
そう、期待値以上がポイントですよね。
例えばあなたが後輩に質問されて、答えたとしましょう。
このとき、
「なるほど!」だけで終わる後輩と
てか、ここの動き知ってるのってほりごたつさんだけですか?
絶対資料化した方がいいですよ!僕今の話をもとに作ります!
と「資料化」という+αを提案してくれる後輩、
どちらがアナタにとって、チームにとってプラスでしょうか?
質問に答えて良かった、という気持ちになるかも。。
これが、期待値を上回るものを返す、ということになります。
やりたいこと×得意なことに集中
人間だれしも、
「苦手なものを伸ばそう」「弱点を克服しよう」としがちです。
ですがこれ、典型的な「自力思考」です。
やりたいこと×得意なことでOKな理由
やりたくないこと(単純作業とか)
→それをやりたい人、もしくは機械などを使うことで解決
ニガテなこと
→それを得意とする人を使うことで解決
このように、やりたくないこと、苦手なことは
それを得意とする人ややりたい人にお任せをすれば
自分が手を動かさなくても、自分の時間を費やさなくてもいい
これが他力思考なんですね。
まとめ:他力思考は他力本願ではない
いかがだったでしょうか?
他力思考は「他力本願」ではなく、
相手の得意を見極めた上でそれを拝借・利用する、という
リーダー目線では欠かせない考え方ですね。
最後に、この本を読んで一番印象的だった部分について
みなさんにお伝えしたいと思います。
人を動かすポイント
相手の「好き × メリット」を見極める
本書では、人を動かすポイントについてこのように述べられています。
人の手足を使う、といっても、人はなかなか自分の思い通りに動いてくれない、と悩む方も多いと思います。
人には意思があり、誰かに動かされるのではなく、自分の意思で動きたいと考えています。
(中略)
私は人を動かすためのポイントとして、「好き×メリット」が大切と考えています。
人は、自分の好きなことでメリットを感じることなら、自ら動くからです。
リーダーや責任者になりたい、と思っているのに
思うように配下メンバが動いてくれない。。
そんな悩みを持っている方は
などとただただ依頼を投げるだけにとどまっていませんか?
仕事が入った時、その分野が得意な人にお願いしてみる。
仕事を振る代わりに相手のメリットになることをお返ししてみる。
「頑張ってるのに結果が出ない」は
アナタの自力思考にあるかもしれません。
この本を読んで、ちょっと見方を変えてみませんか?
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