みなさんこんにちは。文系女子SEのほりごたつ(@horigotatsuSE)です。
と悩んでいませんか?
実は原因があるのかも
社会人として仕事する上で多少は気になるのが評価ですよね。
かく言う私も2~3年目までは頑張ってるのに上司から怒られまくる日々で、
「頑張ってるのになぁ」と肩を落としたものです。
この記事の信頼性
私は文系未経験ながらSEとなり、現在では開発責任者・サブリーダとして責任ある立場に就いています。
今でこそ評価されている私ですが、入社2~3年目までは上司に叱られ続ける日々でした。
そこで今回は自信の経験も踏まえつつ、評価されない理由についてお伝えしていきます。
仕事がうまくいかない理由3選
それではさっそく、私が思う「仕事がうまくいかない」理由についてお伝えしていきます。
仕事がうまくいかない理由として、大きく以下の3つが挙げられると考えています。
仕事がうまくいかない理由3選
・視野が狭い/多角的に考えていない
・自分の常識を刷新できない
・プライドが高い
それぞれ詳しく説明していきますね。
仕事がうまくいかない理由1.視野が狭い
どの業種でもいえることですが、視野が狭い人には仕事を任せづらいです。
SEはじめ技術職だと「技術への集中力」が求められるのではないか、と思われるかもしれませんがそんなことはありません。
例えば、とあるテストケースのレビュー(確認)を行うとして
このように、
何か一つ確認作業を行うとしても、そこには多角的な視点が必要とされます。
仕事をする上でのイメージを図にするとこのような形になります。
進むべき道に対して、
- 脇に割いている花に気づく視野(横に広い:多角的)
- 上に浮かぶ雲に気づく視野(縦に広い:論理的な組み立て)
が両方ないといけません。
デキる人は「横に広い」視野があり、引き出しも広いと常々感じています。
現場に
「それ確認するならこっちも見るでしょ」
みたいなポイントをことごとく落とす人いるんだけど脳内の引き出しが細かく区画整理されてるだけかも、と思った。
引き出しから取り出すとき、関連して取り出せるものが限られてるだけなのかも。
整理のしかたを一緒に変えてけば変わるのかな🤔
— ほりごたつ@文系女子SE×ブログ (@horigotatsuSE) April 6, 2020
図にすると以下のようなイメージですね。
引き出しが「広い」という表現をしたのには理由があって、
そもそも人間は「理解」したときに脳内整理棚に自分ならではの抽象化・簡略化をしたうえで整理しています。
この脳内整理棚が「細かく」区分されていると、
と「横」の視点に気づきにくくなります。
と思っていると、「結合テスト」という単語を聞いただけでも「単体テストではどこまで確認したんだっけ?確認しよう」となりやすいです。
「一部が違えば別物」という捉え方をするのではなく、
「AはBとここが似ている」とグルーピングしながら理解することで、視野も広くなっていくのでは、と思います。
仕事がうまくいかない理由2.自分の常識を刷新できない
2つ目は自分の常識を刷新できないこと。
例えば、とある作業をしていて部下が困っているとします。
これもお願いね
このように、「レビューする側は手を動かさない」という常識にとらわれてだけいると、
チームとして結果的によくない空気が蔓延したり、仕事が滞ったりします。
「レビューする側は手を動かさない」というのはうなずけるとして、
その常識「だけ」にとらわれずに柔軟な発想をする必要があります。
今回でいえば、以下のように対応すればよかったのです。
エビデンスまとめてくれたらレビューするから
これは「刷新」というほどのものでもありませんが、
常識に囚われてばかりでは何も進化しない可能性があります。
たまには「そもそもなんでこんな常識が?」と常識を疑ってかかり、自分の常識を刷新する柔軟さが必要です。
仕事がうまくいかない理由3.プライドが高い
3つ目が結構重要で、プライドが高すぎること。
例えば、
(ちゃんとは理解してないけどだいたい解ってるからいいか)
このように、本当はわからないことを「分かる」と言ってしまったり。
(まあなんとかなるでしょ)
本当はできないかもしれないことを「できる」と言ってしまったり。
厳しいことを言うようですが、「わかったフリ」「できるフリ」では
本当に理解したり、できるようになったりする日は来ません。
と「わかったフリ」「できるフリ」をしてしまうと、
周りが本当に求めている範囲がどこまでで、そのうち自分が本当に理解しているのがどこまでかを知る機会を逃します。
先ほどの例でいえば、
と「自分の理解している範囲」だけを答えると、
自分の理解していると思っていたさらにその先があることが分かります。
知らないことがある」というプライドは脱ぎ捨てて、
ありのままの自分をきちんと「見える化」することが重要です。
仕事がうまくいかない時期を乗り越えた私の仕事術
ここまでエラそうにいろいろ言ってきた私ですが、
入社2~3年目までは上記の3選をほとんど全部やっていました。。
しかしそんな私も「このままじゃダメだ!」と気づき、今はサブリーダーも任されるようになりました。
今の私が気を付けていることをお伝えしますね。
仕事をやるうえで気を付けていること
・タテとヨコを意識する
・常識は疑う
・プライドは捨てる
さきほど言ったことの真逆です。
タテとヨコを意識する
簡単に言うと、「深堀」+「関連範囲」を意識することを心がけています。
深堀が必要なのは言わずもがなで、
という考え方を大切にしてとことん追求すること。
そして、
と影響範囲の広さに気づいたときにはそれを個人用のふりかえりExcelファイルに残しておき、
一つのものをより広い視点から眺められるようにしておくことを意識しています。
個人的には、自分用のふりかえりワークみたいなものは作っておくと便利かなぁと勝手に思っています。
(まあ一番いいのはチームで共有できることなのですが、恥ずかしいことも書けるので・・・笑)
常識は疑う
これはほとんど先ほどお伝えした内容通りなのですが、
「なんでこういうことしているんだっけ?」と慣習や暗黙のルールを考え直してみるようにしています。
(あまり過激なことはしないですが・・・)
プライドは捨てる
これも先ほどお伝えした通りで、
「わからない」ことや「できない」ことは「わからん」「できん」ときちんと伝えるようにしています。
これをきちんと伝えることで、
と自分に足りない視点に気づけたり、先ほどの「ヨコ」の部分を広げることにつながります。
仕事がうまくいかない人は自分のやり方を見つめ直そう
いかがだったでしょうか。
ちょっと耳の痛い思いをした人は、明日から一つでも見直してみてもらえればと思います。
結構これを実践するだけで、上司をはじめ周りからの評価は変わりますよ。
というわけで今回は仕事のやりざまについてお伝えしました。
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